「母集団形成」が上手くいかなくてお悩みだった、名古屋の320億円の売上を誇る、老舗製造メーカー様にて、採用担当者様向けの勉強会を開催しました。
この記事では母集団を増やすためのコツと勉強会の開催レポートをお伝えしていきます。
なぜ母集団が増えないのか
新卒採用をするにあたって、採用目標に近づくためには、まずは学生の母集団を作っていく必要があります。
母集団形成は「人数が多いほど良い」というものではありませんが、採用目標のためには一定数を集めなければ採用までたどり着けません。
そこで多く聞かれる悩みが、
「母集団」がなかなか増えない
というお悩みです。
今回勉強会を開催したクライアント様も、「学生は大手メーカーに流れてしまって、うちに興味を持ってもらえない」と嘆いておられました。
学生は社会人経験がないため、就職先を探す時に「知っている大手企業」を選びがちです。
さらに不利になるのは、「2040年問題」と言われるように、2040年の大学進学者は2017年度より12万4000人少ない50万6000人になると試算されています。
中小企業にとって、これからますます学生から選ばれることが難しくなってきます。
そんな状況の中、
母集団を増やすために、学生に知られていない中小企業ができることはなんでしょうか?
それは「自社PR」を最適な内容と最適な方法で学生に伝えていくことです。
母集団形成の前にやっておかないと失敗すること
「そんなの、自社PRは載せてるよ、当たり前のことでしょ?」と思う採用担当者様が多いと思います。
ですが、重要なのは「自社PR」の中身です。
トクエイでは、母集団形成を強化するために自社PRを作り直すことをご提案しています。
そのポイントは、
- 学生が「良さそうな会社だな」「気になるな」と思ってくれる会社PRにすること
このポイントが重要になります。
そのために、クライアント様では5つの書き出しワークを行いました。
自社PRは今までに採用業務で使っていた言葉ばかり並べていました。
ですが、
この勉強会で、いつも使っている自社PRの言葉では学生に選ばれる企業になれないことに気が付きました。
長く採用業務をしていると、
学生のためではなく、自社のためのPRになりがちです。
この5つの書き出しワークを行えば、
どの企業も簡単に学生に選ばれる自社PRが作れるようになります。
母集団形成ができたら次にやるべき3つのこと
学生に選ばれる企業になったら、次は応募してもらい、そしてどの学生を採用するか選んでいく段階に入ります。
トクエイがご提案する、個性學を使った新たな採用方法のポイントは、この3点です。
- 理想の人材像を具体的にする
- 理想の人材が応募したくなる個性學を使った特別なキャッチコピーで募集
- 個性學を使って多面的に適性診断して、最終判断する
①理想の人材像を具体的にする
旅行に行くときに、旅行先を決めるように、採用もどのような人材を採用するか具体的にしておくことが必要です。
「応募してきたから採用」するのではなく、「応募者の中に、理想の人材がいるから採用」する採用活動をしないと、将来的に採用ミスマッチが起きる可能性が高くなります。
②理想の人材が応募したくなる個性學を使った特別なキャッチコピーで募集
これまでの求人広告は母集団を増やすためのキャッチコピーを使うことが多かったのではないでしょうか?
トクエイがご提案するのは「理想の人材が応募したくなる個性學を使った特別なキャッチコピー」。
人間の潜在意識に訴えかける「キャッチコピー」のため、理想の人材を狙っていくことが可能になります。
③個性學を使って多面的に適性診断して、最終判断する
さあいよいよ学生の応募があり、採用面接です!
そんな時に、
せっかく応募してくれたし、いい人だから採用!
学歴も十分だし、採用!
こんな風に「なんとなく」採用して、採用ミスマッチを抱えていませんか?
トクエイでは、人が生まれ持った仕事の適性が分かるツール「個性學®」を使った特別な採用方法をご提案しています。
生年月日がわかれば、生まれ持ってた仕事の適職を簡単に知ることができるため、応募者が理想の人材かどうかを総合判断することができます。
今回は3種類の診断結果をご紹介します。
得意にできる業務分野を知って適職把握
得意にできる営業のスタイルを知って適職把握
得意にできる仕事のスタイルを知って適職把握
業務に合うか合わないかの適職が客観視できるのはいいですね!
特別なテストをやらなくてもいいのも嬉しいポイントです!
せっかく作った母集団から、理想の人材を見つけられなければ水の泡。
個性學を使って事前に業務適性をチェックしておけば、理想の人材を見つけられます。
これらの診断結果で分かることは、生まれ持って得意にできる分野の適職になります。
また、この診断結果は一生変わることはありません。
採用時だけでなく、配置転換の際にも活用できる診断になります。
参加者様のご感想
トクエイさんが教えてくれた「弊社の採用活動に足りないこと」にハッとさせられました。
自社のこととなると、どうしても視点が狭くなりがちで、分かっていたのに見えていなかった。
早速改善していきたいと思います。
(代表取締役社長)
母集団形成が上手くいかない理由が分かりました。
今の採用活動に足りない所が明確に分かったので、早速改善していきたいと思います!
(後日談:本当に翌日改善されていました。素晴らしいですね)
(採用担当者)
弊社では、不定期に限定セミナーを開催しています。
個性學を使った自分が活きるオンリーワンの経営に興味がある方は、まずお気軽にご連絡ください。