昭和世代の経営者が陥るマーケティングの誤解|勉強会開催レポート

株式会社トクエイでは、中小企業の経営者向けに勉強会を開催しています。

6月は「昭和世代の経営者が陥るマーケティングの誤解」をテーマに、マーケティングのきほんのきと、イマドキのマーケティング事情をお伝えしました。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2スケジュールで少人数で開催しました。

【参加者のみなさま】

建設業・住宅設備業・介護サービス業・食品メーカー・部品加工メーカーなど

勉強会 コンテンツ
  • デジタル時代のマーケティングの誤解
  • 顧客理解の誤解
  • ブランディングの誤解
  • プロモーションの誤解
  • マーケティング戦略策定の誤解
目次

マーケティングは単なる販促活動ではない

マーケティングとは、顧客、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を、「創造し」「伝達し」「運搬し」「交換する」、活動・一連の組織・プロセスのことを指します。

簡単に言うと、「価値を作り、価値を伝え、価値を届け、交換すること」です。

ですから、広告宣伝もマーケティングの一部ですし、商品の開発もマーケティングの一部になります。

マーケティングっていうと、うちみたいな小さな会社には必要ないかなって思ってます

児嶋徳和

それはもったいない勘違い!

小さな会社ほど、マーケティングを考えて商売をしないと、いつまでたっても儲かるビジネスにたどり着けませんよ!

小さな会社ほどマーケティングをすべき理由

これから人口が減り、労働人口も減る日本においては、少数精鋭で企業活動していくことが必須です。

そのためには、少数精鋭で稼げるための「マーケティング」が必須になってきます。

業界によっては、まだマーケティングが洗練されていない業界もあり、売り上げ拡大のチャンスは意外と目の前に転がっていたりするんです。

そのチャンスを掴むかどうかは、あなたがマーケティングに意識があるかどうかが分かれ道。

最初から大きくマーケティング活動をしなくても大丈夫。

まずは、「商品にどんな価値があるのか」「顧客は何に困っているか」を深く分析することから始めてみましょう。

商品と顧客の分析のヒント

  1. 自社の商品/サービスはどんな特徴があるか?
  2. 自社の商品/サービスは競合他社と比べるとどうか?
  3. 自社の商品/サービスはどんな人にぴったりか?

顧客に真摯に向き合えば売れる商品ができるという勘違い

顧客の声は大切ですが、全てに向き合って商品を作っても、売れる商品になるかどうかは分かりません。

顧客にも色んな価値観があり、様々な懐事情がありますよね。

だから、全てに真面目に向き合って商品を作っても、それが多くの人に売れるかどうかは別問題。

そこを勘違いしてしまうと、一生売れない商品を抱えて、在庫に悩まされることになってしまいます。

まとめ

良い物が売れる時代は終わってしまいました。

今は顧客の役に立てる、社会の役に立てることを伝えていかなければ、売れない時代です。

そのために、ウェブの活用やSNSの活用も必須。便利なマーケティングツールもどんどん新登場します。

でも、売上を上げるための特効薬ばかりに気を取られていては、いつまでたっても売れ続ける企業にはなれません。

本勉強会では、よくある勘違いを例に、まず基本として押さえたい基礎知識をお送りしました。

参加者さまの声

これから弊社の発展に関して、成功する可能性を感じて参加しました。

今までは同じ方法で顧客を作り、仕事をこなしてきましたが、事業継承する将来のことを考えると、「マーケティングは必要だよな」と感じていました。

今までは仕事柄、顧客に対しての意識があまりなかったのですが、これからはそうでは仕事をやっていけないことにハッとさせられました。自分ひとりでは気が付くことのない視点での勉強ができて、おもしろく、可能性を感じました。

建設業・代表取締役社長 森田様

御社の勉強会はいつも面白く学びが多いので参加しています。

同業者からの見積もりが来ることがあり、マーケティングをして、差別化をしていかないといけないなぁと感じていました。

今回の勉強会を通じて、今まで私がやっていた商品企画を変えて、顧客目線で作っていこうと新たなビジョンが見えてきました。大変勉強になりました。

マーケティングを意識しはじめた方におススメしたい内容です。

めっき事業・常務取締役 伊藤様

児嶋徳和

ご参加ありがとうございました!

不定期に勉強会を開催しています。開催が決まり次第、ウェブサイトにてお知らせします。

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